«

»

Aug
30
2009

夏のおもひで

VenusBridge-L 五島の続きを書きましょか?
 その前にぃ、五島って知ってる?そう、長崎県の左っ側にあるやつな。
五島って云っても、五島って名前の島なんぞなく、五島最大の福江島に行ってきました。今回は長崎港からフェリーでの上陸作戦。フェリーだと3時間半かかり、お値段もかなりします。それに比べ高速船だと早くて安くて・・・どっかの牛丼屋みたいなことになってる訳だ。
 だけど、僕らが率いるのはツインズ。
Wチャイルドシート付きのレンタカーを借りる必要があったり、長崎港での駐車場代とか考えたら、フェリーと高速船は数千円しか変わらず。
 それなら、と乗り換えなしでラクチンのフェリー作戦に決定。
フェリーの1便が出るのは8時。6時前に起きて7時に家を出る。こんなに早く起きるのはナオリオさんはもちろん、僕ですら監査の日以来だな。
乗り込んだのは2等客室のため、雑魚寝の大部屋。当然ながら、ナオリオさんが大人しくしくれるはずもなく、客室とデッキを何往復したことか。
 なんとか福江港に到着。既にもう昼近くで腹ごしらえの必要あり。
相方がリサーチ済みの港近くにある活魚割烹へと向かう。
 ココまできてありきたりなものは食えないと、上握り(2千万円)を発注。一瞬高いかと思いきや、コレが結構ボリュームあったり(13貫)、とにかく旨くて(得体の知れん魚もやたら旨い)大満足。

DozakiChurch-L 食事の後に向かったのは、とりあえず近場で攻めて、堂崎教会へ。赤煉瓦のゴシック様式な教会を見て、15時過ぎに今回の宿泊施設、アイランドテラス五島ホテル&リゾートに到着。
 コンカナ王国っていう施設の中に新しくできたリゾートなんだけど、五島だからコレで良しとしようかレベル。
クモの巣の多さには閉口します。当然のように寝室にも張ってます。
やたらクモが元気です。仕事柄クモの巣には非常にナーバスなんだわ。
 今回案内されたのは、ログハウスコテージ。
ログハウスな感じをアピールしたいのかよくわからんが、作りが雑で、あらゆる扉の立て付けが悪い悪い。玄関ドアなんてきっちり閉まらんし。
 そんな感じの部屋(家?)で少々くつろいだ後、プールへ。ナオリオさんにぴったりの劇浅プールが。相変わらずナオは水が得意なようで、腋を持ってプカプカ浮かばせれば喜んでくれます。
 一日目はそんなこんなで和食な晩ご飯をいただいて終了。
 しかしナオリオさんがなかなか寝ず、結局2:30就寝。
Lighthouse-L
 前日あれだけの強行軍&遅寝にもかかわらず、今回の上陸ミッションのメインの一つである、大瀬崎灯台へ向かうため、5時起床。身支度を速攻で整え15分後には出発。
もちろん一人でです。一人で行くためみんなの寝てる時間を選んでの行動です。
リゾートに来てるくせに、あり得ないほどの寝不足&早起きであります。
 しかしまぁ、なぜナオリオさんを置いて出掛けたのかは写真を見れば分かるでしょ。
 ホテルから車で1時間くらいかかる上に、この断崖絶壁!当然ながら灯台までは車で行けません。
 最寄りの駐車場に車を止めて、かなりの高低差がある森の中を30分弱歩いてようやく着くんすよ。
堪ったもんじゃありません。遠くからの景色で充分なんじゃないか、と何度も思ったけど、やはりココまで早起きして、一人で来たくせに、「遠くから眺めて帰ってきました」じゃ格好つかんな。と半ばプライドとの勝負で歩き出しました。
 森の中は相当に薄暗く、いや薄暗くていうか暗くて、ビビりながらも早足で進む進む。
暗いのも当然。まだ6時半で、太陽はまだ山の向こうに隠れてますんでね。
Lighthouse2-L
 結局早足のおかげで、20分少々で森から脱出。
一気に視界が開け、目の前には180度の海と断崖にそびえ立つ灯台の姿が。この瞬間が一番感動したな。
 今までの鬱蒼とした森と、この一大パノラマとのコントラスト。鳥肌ものです。
あとは短い草に覆われた岩肌のアップダウンを超えれば灯台の麓まで辿り着けます。
 最後の登りは、なんだか嬉しいやら、早く着きたいやらで階段を一段飛ばしで駆け上がってました。
 まだまだ若いな、自分。
Lighthouse3-L
 灯台の麓に立ったときの気分は、言い表せないなぁ。
ココまで苦労してやって来た人にしか分からんと思う。登山とおんなじ感じなんだろう、登山なんてしないけど。
 <大瀬崎灯台>灯台の高さ15.9m、断崖の高さ83m
日本最大の光度200万カンデラの光で、43km先まで照らすことができます。日本の灯台50選の一つ。
 視界いっぱいの大海原と切り立った崖の上に立つ白亜の灯台。あまりにスケールが大きすぎて怖くなります。
 そう、多分僕は広所恐怖症。
そんな言葉があるのか知らないけど、昔から広大なとこに一人ぽつんといると、得体の知れない恐怖に駆られます。
 一息ついたところで、ようやく太陽が山の向こうから顔を出す。とたんに気温が高くなるのが分かる。太陽って凄いね。
車まで帰るのが、死ぬほどキツかったけど、なんとか8時半頃にはホテルに戻り、朝食会場でナオリオさんたちと合流。
 寝不足と空腹と普段しない急激な運動で、顔色悪かったらしい(相方談)けど、普段の朝食の5倍のボリュームはある和定食を食べ終わる頃には復活。
 復活したのも束の間、身支度を済ませて、今度はナオリオさんのメインイベント、海水浴へとGO!
TakahamaBeach-L
 日本一美しい海水浴場にも選ばれたことのある、高浜海水浴場へ向かう。南国の海水浴シーズンは短いのか、既に海の家的なものはやってないし、公共のシャワーブースも脱衣場もクローズ。
 最初はよく分かってなく、砂浜を手をつなぎながら歩いてたんだけど、波が来て膝くらいまで浸かると、もう大騒ぎ。帰る帰るの大合唱。
水のこない砂浜にすら立とうともしません。
ビビりまくりのナオリオさんであります。
NaoRio@Beach-L ま、その後なんとか機嫌を回復させ、抱っこしながら海に入れるまでになりました。ホント疲れる。
特にナオは僕の胸が浸かるくらいの沖まで出て、昨日プールでやった腋を持ちながらのプカプカを喜んでやってました。足もバタバタさせてプチ泳いだ気分になってるようでしたわ。
帰る頃には二人とも、海行くぅと吠えるまでに成長してました。メデタシメデタシ。
 しかしまぁ、来シーズンに海行ったら、また元に戻ってるんやろうなぁ(涙)。
 海から帰って、福江港近くで(って港近くにしか街はないんだな)五島うどんを食す。五島名産の椿油を使用した細麺のうどん。幻のうどんと云われるらしいけど、そこまでのもんでもない気がしたな。
Sunset@Goto-L
 その後ホテルに帰り、昼寝と称して爆睡した後、夕焼けを見に五島で一番高い鬼岳まで散歩。
ホントは島の西側に行って、東シナ海に沈む夕日を見たかったんだけど、夕食の時間の都合もあり、近くの鬼岳にしました。そしてサンセットクルーズは予約が一杯で取れなかったし。
 鬼岳の途中にある展望台で、ご機嫌に走り回るナオリオさんは、太陽さんバイバーイなんて言いながら沈む夕日を眺めてました。
 その日の夜と帰りのフェリーの中では、ありがたく爆睡モードのナオリオさんでした。
ちょっと疲れたかな?こんなに太陽の光を浴びることはなかったからねぇ。
それは僕にも云えますが・・・ ちなみに我が家で一番日焼けしてるのはナオです(ダントツ)。
 こんな感じで、夏の旅行第三弾は終わりを告げましたとさ。
長文スミマセン。ココまで読んだ人は相当気力ありますね。ぜひコメントを。

Leave a Reply

Your email address will not be published.

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.