BEST OF THE YEAR – 2008

Album Of The Year

#1 : MERCY FALLS / SEVENTH WONDER
from Stockholm, SWEDEN

前作 WAITING IN THE WINGSで結構良いやん。と思ってたら
大化けしちゃいました。巷でもDREAM THEATERの歴史的名盤
IMAGES & WORDSに匹敵するとまで云われてます。
SEやストーリー性のあるコンセプトに溺れることなく、各曲が
聴き応えあるのが勝因ですな。いやぁ、相当良いです。

#2 : SEVDAH METAL / EMIR HOT
from Tuzla, BOSNIA AND HERZEGOVINA

どこの誰かも知らんやつでしたが、まさかの年間2位ゲット。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナにもこんな音楽やってるのかぁ、
不思議な感慨を覚えます。クラシカルなアレンジが多い中
東欧的なメロディが顔をのぞかせるのがミソ。

#3 : UNDER A DARK SKY / ULI JON ROTH
from Dusseldorf, GERMANY

流石、仙人ウリ・ロートです。何年ぶりか分からん位待たされた
挙げ句ひっそり発表されたアルバムには、仙人様のワールドが
広がりまくりです。良いとか悪いとか考える前に、考えることすら
許さないほどの世界観。まぁ、ついていけませんがね。

#4 : FADE TO BLACK / EVIL MASQUERADE
from DENMARK

クラシカルでシアトリカルと書けばイメージ良いんだけど、
裏を返せば、大仰でこってりな訳です。
いっつも聴いてたら胸焼け起こしますけど、でも良いんです。
こういうの好きなんだから仕方ないわな。

#5 : VOICE FROM THE SILENCE / SYMPHONITY
from Brno, CZECH

年間5位はちょっと甘過ぎたかなぁ。
でもまぁ、チェコっていうのと、今後の期待も含めて良しとしよう。
ま、バンド名通りシンフォニックなメタルな訳だ。
疾走型の曲が多いんだけど、なんだかSTRATOVARIUSみたいっす。

Runner-Up (Alphabetical Order)


BECOMING / ARI KOIVUNEN
from Helsinki, FINLAND


O3 A TRILOGY part3 / DOMINICI
from NewYorkCity, USA


GLOBAL WARNING / JON OLIVA’S PAIN
from Tampa, USA


SLEEP NOW, QUIET FOREST/ TODESBONDEN
from Virginia, USA


VOODOO CIRCLE / VOODOO CIRCLE
from North Rine-Westphalia, GERMANY

Tunes Of The Year

#1 : Break The Silence / SEVENTH WONDER
from MERCY FALLS

9分半もある長尺の曲のくせに、見事な展開力でまるで長さを感じ
させんのです。特に中盤のインストパートの構成は圧巻で
ここだけ聴きたさに何度Playボタン押したことか。
プログレッシヴ・メタル好きな奴でこれにハマらなけりゃ嘘です。

#2 : Devil In Disguise / EMIR HOT
from SEVDAH METAL

誰だかよく知らんかったボクを「ん?」と振り向かせた罪な一曲。
クラシカルでファストな曲の中にきらりと光る東欧的センス。
中盤で入る東欧民族音楽的なブレイクがなんと聴いてることか。
ただのYNGWIEもどきじゃないってことを証明してます。

#3 : Signs Of Our Times / ARI KOIVUNEN
from BECOMING

いかにも「ワタシ、北欧から来ました」的な香りを放つ一曲。
さすが母国FINLANDのチャートで初登場1位なだけのことはあります。
オーディションTV番組で優勝してのデビューっていう
だけの認知度はあるんでしょうねぇ。
ギターソロがめっちゃカッコいいっす。

#4 : Global Warning / JON OLIVA’S PAIN
from GLOBAL WARNING

まさにオープニングトラックを飾るにふさわしいジョン・オリヴァ節
満開の佳曲。イントロ部分から得意のSAVATAGE的というか、
ドラマティックな展開で、独りになったもののオリヴァ兄弟健在を
示してくれる。それにしてもさらに太ったよなぁ、ジョン。

#5 : Your Turn / KISKE
from PAST IN DIFFERNT WAYS

いやぁ、マイケル・キスク良いねぇ。HELLOWEEN時代から
変わらない、その伸びやかなハイトーン・ヴォイス。
HELLOWEEN時代のアコースティックなセルフカヴァーがメインの
アルバムやけど、なかでもこの曲は昔から大好きやったからね。
さらに伸びやかなヴォーカルが強調された感じですな。

Runner-Up (Alphabetical Order)


Fear / EVERGREY
from TORN


Hollow Soul / EVIL MASQUERADE
from FADE TO BLACK


Nostradamus / JUDAS PRIEST
from NOSTRADAMUS


/ ULI JON ROTH
from UNDER A DARK SKY


We’ll Never Learn / VOODOO CIRCLE
from VOODOO CIRCLE

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