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Day-04 : Roma – Assisi

Day-04 : Sun.05/FEB/2006

 今日はTibrutuna発8:45のバスに乗ってアッシジに向かうため6:00起床。
 7:00 朝食を食べに5階のレストランへ。このホテルはヴェネツィアと同じで、コンチネンタルブレックファスト。卵などの火を使ったものは全くなし。20分程で食べ終え、テルミニ駅へと向かう。さすがに日曜日の朝7:30は人もまばら。メトロのB線に乗ってTiburtina駅に向かう。駅から降りてバスターミナルがあるはずなんだけど、辺りを見回してもさっぱり見当たらず。発車もあと10分になり駅員に聞こうと思ったら、相方がSULGA社のバスが出て行くのを発見!とりあえずそっちの方角に早歩きしてみる。ちょっと歩いたところにありました、バスターミナル。いっぱいバスが停まっていてどれに乗るんだかわからんまま、チケットをアッシジまで二人分購入し、云われるがまま14番ホームへ。14番ホームにはアッシジと書かれたバスが停まっているものの、ドライバーも見当たらないし検札らしきものも全くない。とりあえずバスに乗り込むと、なんとバスは定刻の8:15に発車。行き先とかのアナウンスも全くないし、検札も何にもない。これでいいんか。ていうか、ほんまにアッシジまで行くんか、これ?
 小一時間もすると検札のお姉さんが乗り込んできて検札が始まった。4組程しか乗っていないんだけど、ほとんどが社内でチケットを買ってる。僕らは慌てなくて良かったみたい。途中Perugiaなんかを経由し、ほぼ定刻にAssisiのピエトロ広場へ到着。下車して分かったんだけど、アッシジはトスカーナの丘陵の頂きに位置してて、風がめちゃめちゃ強くて寒い。今日がたまたまそうなのかな?一番の薄着で出掛けてきたのによぉ。一番厚着で来るべきだった、こりゃマジで寒いわ。とりあえずバス停からすぐ見えるサン・フランチェスコ教会へ。途中すれ違う8割は日本人という凄さ。フィレンツェからローマの途中に昼休憩として立ち寄るらしい。勘弁してくれ、ツアー客。
 当のサン・フランチェスコ聖堂は、外見のバカでかさとは裏腹に内部は質素かつ広さもそこそこ。
上下2つの教会に別れてるみたいやけど、それにしても普通。上の聖堂にある彼の生涯を描いたフレスコ画は解説を見ながらやけど結構楽しめる。
 とりあえず、一周見終わると、外に出て昼食を食べるべくリストランテを探しながら街歩き。
さすがヴェネツィアやローマと違い、シーズンオフの今はほとんどの店がクローズド。今日が日曜日やからかホテルもたいがい閉店中。
 Assisiの街は狭く、10分も歩くと端まで行けてしまう。途中の狭く入り組んだ坂の多い道はシエナを連想させ、かなり楽しめる。シーニックな街並み。そうこうしてるうちに何とか広場に到着。リストランテは全く無く、引き返そうかとしていたら、工事中のビルにひっそりとトラットリアのライトが。工事中のビルの中をどんどん奥に進むと感じ良さげなトラットリア出現!ここしかないとばかりに中に入る。内装は隠れ家的な作りで雰囲気最高。
 まだ12時過ぎで客も少なく非常に落ち着ける。16ユーロのツーリストメニューを頼んだんだけど、これがめちゃ美味。今までで一番安い食事が一番美味いとは。やっぱ都会との物価の差かな。トマトソースなんて、過去のイタリア旅行の歴史に残る程の美味さ。この街に来たら必ずまたここに来るな。コースのあとにカプチーノもオーダーし、チップも弾んで店をあとに。

 ここから目指すは、ロカ・マジョーレ。丘の一番てっぺんに位置するこの城は入るのに2ユーロも取られるけど、行けるのは塔一カ所のみ。おまけに風が恐ろしく強く、立っているのもやっとなくらい。ま、見晴らしは良いんだけど。
 で、街を下りながら、ローマ行きのSULGAバスに乗るべくバス停へ。バスの出発まで結構時間が出来たので、近くのBarへ。そこではSerieAのテレビに街のおっさんたちが勢揃い。恐ろしいくらいの真剣さでテレビ観戦。ファウルがあると、全員一斉にブーイング。じーちゃん世代でこんな盛り上がり。やっぱりカルチョの国だと再認識。そうこうしてやってきたバスは車体もドライバーも行きと全く同じ。6時間近くこの街のどこで暇をつぶしてたのか。
 定刻を15分過ぎに出発。帰りはペルージャでかなり乗り込んできてほぼ満員に。そこから渋滞もあって20分程の延着。地下鉄に乗ってテルミニ駅へ。駅構内のスーパーConradで夕食を買い込み、部屋で食べる。サンドイッチはやはり日本のがベスト。パスタサラダ、サンドイッチ、ヨーグルト、ブラッドオレンジジュースにイチゴを食べ、満腹になったところで風呂に入って就寝。

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