OCTAVARIUM / DREAM THEATER
そろそろこなれてきた頃なんで、ちょこっとレヴューしてみますか。
プログレ回帰を目指し、アルバムジャケットがヒューサイムが描いてる時点で、ヤバ目かなって云う予感は当たってしまう訳なんだわ。じゃ、曲を順に追って聴いてみよう。
1.The Root Of All Evil
オープニングのくせにトニーマティン時代のサバスっぽいヘヴィなリフで幕を開ける。
途中、前作 TRAIN OF THOUGHT の”This Dying Soul”の一節を引用したりしながら流れていく。
2.The Answer Lies Within
2曲目で早速バラード。AnotherDayでも意識したか。
いや、しかしこの曲は素晴らしいよ。なんと云ってもジェイムズの情感あふれるヴォ-カルが以前と比べ物にはならない程進化してる。ストリングスを伴ったソロもはかなげで良いし。
3.These Walls
ヘヴィなリフをメインに据えた取り立てて云うことない曲。つまらん。
4.I Walk Beside You
今までの歴史の中で最もPOPで明るいサビを持った問題な曲。
時計の音から劇的なイントロが流れ、をぉ!となるんだけど、その後が・・・
U2かお前等、って揶揄されてます。某巨大掲示板では。でも何故か口ずさんでしまう。
5.Panic Attack
スティーブハリスなベースのリフで始まる。ちょっとLTE風でもある。
そしてスタジオ版では初めて聞かせるジェイムズのファルセット。曲全体にスリリングな緊張感漲る佳曲。
なんと云ってもこのアルバムのハイライトは5~7曲目の中盤だから。
6.Never Enough
この曲が本作のキラーチューンだと勝手に認定。
大まかに云うと、「俺がどれだけ与えてやっても、お前はネヴァーイナフって言いやがって」という内容の曲。
察するにファンに向けた辛辣なメッセージだろう。それもここ大阪のファンに向けられたものに違いない。
大阪2-Daysの二日目。特別にメイデンのアルバム丸ごとカバーをしたのに、ぼろくそに云われて腹立ててるんだろうけど、オフィシャルファンクラブでアンケートまで採りながら、無視する奴らも悪い。
曲は3:45から始まるギターとキーボードのユニゾンがすべてを物語ってる。
凄すぎ。いつもここで鳥肌立ちます。
7.Sacrificed Sons
柔剛いろいろ激しい展開な曲で捕らえ所がない。けど良い。こういうのが無いとなぁ。
8.Octavarium
無駄に長い。ただ単に奴らの好きな古のプログレに敬意を払ったオマージュ的な曲。
出だしはPINK FLOYD、途中はGENESISとか云う風に。
同じ24分のA Change Of Seasonsとは大違い。あれと比べるのも酷な話だが。
前半を丸ごと切り取って後半だけで12分の曲にすればどんなにましか。
今のところ総合的な印象は、ちょいと練りが足らんかったのか、あえてプログレ色を強めに押し出した結果がこれなのか、よく分からんけど、イメージとしてはFALLING INTO INFINITYを聴いた時とよく似た感触で、この先他のアルバムと比べて、ターンテーブルに乗る回数は少ないんじゃないかなということ。


1 ping
ピッツ says:
01-Jul-2005 at 21:55 (UTC 9 )
ドリシア新譜のレビュー、興味深く読みました。
ネヴァーイナフは、成る程そうかあ、大阪ファンへのオマージュ?
なのかー。笑
やっぱり私も#2と5、6かな。
8は確かに無駄に長い気が・・