一生に一度のハネムーンなだけに、案の定前夜はよく眠れなかった。
　5：50　起床
　6：50　家の裏の公園に予約してたタクシーを呼びつけ、乗り込み伊丹空港まで。
成田発のツアーのため、まずは成田空港に向かう。
月曜の朝なのに、伊丹はもう混雑。関空とは違うわ。
団体受付カウンターでチェックインすると、機内預け荷物はナポリまで一気に運んでくれる
とのこと。こりゃ楽でいいわ。
軽ーく朝食を済ませ、19番搭乗口に向かう途中、外貨両替所を探すも見つからず。
まだ早朝やしねぇ。

　2階席って何じゃ？と思いながら搭乗。何じゃこの超贅沢なイスは？まるでビジネスクラス。
良ーく調べてみるとここはクラスJの座席で、1000円アップのはずなんだけど。払ってないよ
ま、いいか。とりあえず全自動でフルフラットにまで倒れるし、こりゃぁイイ。
これでナポリまで行けばと何度思ったことか。あまりの楽チンさにうとうとしてるともう東京のアナウンス。
　定刻10分遅れで10：00成田着。
さすがに乗り継ぎは早すぎるので、ユニクロ成田エアポート店に見学へ。
さすがに国際空港にあるということで限定POPには英語の解説が書いてある。
面白いのが、アウターの横に水着、その横には浴衣が売られてる。どんなレイアウトやねん。
外人用か？　仕事はここら辺で止めて、ヒマもつぶし飽きたので団体カウンターへ。
やっぱりまだ早すぎたのか手間取る。20分後にまた来て下さいとか云われる始末。
そうこうしてると、このツアーの添乗員さんがやって来て、なんとかチェックイン。

その後は昼食食べて、ペットお茶など買い占め25番ゲートへ
向かい、待つこと１時間。
定刻よりかなり早く13：15搭乗手続き開始。
イタリア人にしては珍しい。
　定刻５分前にテイク・オフ。

　15：00　夕食
他の誰よりも早く僕らに運ばれてくる。理由は『ハネムーン・ミール』だから。 アリタリア航空がやってるサービスなんだけど、隣に座ってた添乗員さんにも珍しいらしく、やけに覗き込まれる。 まるでみんなと別メニューでシャンパンとケーキも付いてくる。
まぁ、でもこのケーキがいまいちだったんだけど。
この機体には個人用のモニタが付いてて、好きな時に映画・音楽・ゲームが楽しめるんだわ。

　食事の後に "King Arthur" を鑑賞。してたつもりが、いつの間にやら爆睡モードに。
そうこうしてるうちにまた起き出し、寝起きのゲーム。
英語版クイズ・ミリオネアをやってみた。何回目かに10問目まで正解できて満足。
　現地時間で17：00　夕食の時間。
今度はさすがにハネムーン用ではないらしく、順番に運ばれてくる。
やっぱりアリタリアの機内サービスはいまいち。まず、笑顔がないし、ドリンクもセルフ。持って来てくれよ。

　定刻よりかなり早めの18：00　ミラノ・マルペンサ空港到着。
手荷物検査、パスポート・コントロールをサクっと通過し、トランジット・エリアへ。
次の離陸が21：20なので、ここで２時間強のウェイティング。長過ぎる。
日本じゃもう25時すぎということで眠いし。
とりあえず水(勿論ガス無し=senza gas)を€1.25(約175円)で購入しポケーっとすることに。
　あとはAZ1295便に乗ってナポリに行って、ホテルに向かうだけなんだけど。
一人旅じゃ考えられんくらいの到着時間やわ。危険すぎるもんな。

　21：00ようやくゲートオープン。
バスにて空港内を移動し、小さめの国内線に搭乗。噂通り、男だらけの客室乗務員。
日本時間じゃもう5時過ぎ。猛烈に眠い。
案の定ナポリ行の機内では爆睡。何があったのかも判らん。

　結局定刻5分遅れでナポリ着。荷物を受けり、バスに乗り、今日の宿 Jolly Hotel へやっとこさ到着。
このときすでに現地時間で24時。てことは日本じゃ朝の8時、家を出てから25時間かぁ。遠いなぁ。
宿泊予定のホテルの中ではここが一番近代的で豪華な外観だったんで期待に胸が膨らむ。
と思ってたら、チェックインしようとしたら、PCがダウンしてるからめっちゃ待たされ、挙げ句の果てには手書きで
チェックイン。何だかいやな予感がするけど。

　部屋は2036号室。かなりの上層階でさらに角部屋。ラッキーと思ったのはここまで。
別に角部屋だからといって２方向に窓がある訳でもないみたい。

　さらにバスタブにお湯を張ろうとしたら、なんと！！錆入りお湯やん！？　
なんぼ出し続けてもお湯は茶色。一向に透明になる気配はない。
添乗員さんにも聞いてみるが、全室こんなんで、今晩の復旧は無いとのこと。
ダメダコリャ。悪い予感はやっぱり当たるな。家から25時間も掛けて来てこの仕打ちかよっ。
でも、やっぱりここはナポリなんだと妙に納得。もう寝るしか無いわな。